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[087] Gianni Gebbia - Gianni Gebbia

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Gianni%2BGebbia.png

Label: Sound Event

Catalog#: SE 001
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Italy
Released: 1987
DISCOGS  BUY

A1 Osso Di Seppia 4:50

A2 Ipnogatto 2:20
A3 Le Cou Oblique 4:20
A4 Danza Contrariusa 4:20
A5 Cud 3:40
B1 Song For My Wife 3:00
B2 Zabare 6:50
B3 Vedersi Passare Le Cose Attorno 4:45
B4 I Due Samurai 3:00

フリー・インプロヴィゼーション第二世代の最も優れた才能の1人と評されるパフォーマー。そして、演奏活動に留まらずインスタレーション・絵画・映画制作に及ぶ芸術表現と、活元運動・弓道・禅といった東洋哲学・精神性の研究の双方に取り組み、臨済宗の信徒として常楽(Joraku)という戒名を持つ、シチリア島パレルモ出身のサックス奏者Gianni Gebbia(ジャンニ・ジェビア)。70年代に独学でジャズを学び、80年代初頭にNYノーウェイヴ/ロフトシーンに刺激を受け、80年代中頃からソロ活動を開始。サルディーニャ島のラウネッダス奏者Dionigi Burranca(ディオニージ・ブランカ)から教えを受けた循環呼吸法とマルチフォニック奏法を使い、ジャズの歴史をカバーするワイドレンジな演奏スタイルで、現在まで様々な演奏家と音を交えているGebbiaが、自身のソロ・パフォーマンスを探求していた頃、87年に録音された初のソロアルバムが本作。A3とB1に打楽器奏者Sergio 'Guna' Cammalleri(セルジオ・カマレリ)、B1には長年のコラボレーターでもあるピアニストDiego Spitaleri(ディエゴ・スピタレリ)が作曲とシンセで客演しているほか、基本はGebbia自身のサックス(ソプラニーノ、アルト、バリトン)またはシンセサイザーの持続音やミニマルなリフの上に、即興的なフレーズやメロディパートを重ねたワンマン多重録音によるコンテンポラリー・ジャズ寄りの作風。A5 "Cud" や B3 "Vedersi Passare Le Cose Attorno" で主調となっているシンセのやわからなリフと、地中海の土着の薫りを微かに漂わせながら伸びやかに振る舞うサックスとのハーモニー。その淡い光の中に彼の心象風景がうっすらと浮かび上がるような、ナチュラルで牧歌的なサウンドに特に惹かれます。リリース元はGebbiaのプライベート・レーベルSound Event。




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